中国四川省における大地震に対する追加支援について（地方公共団体等から提供されたテント、浄水器、飲料水等の輸送）
平成20年6月10日
5月30日、中国政府からのテント等の救援物資の要請を踏まえ、我が国政府として、総額5億円を上限とする追加支援を実施することを発表した。その第1陣として、6月2日夜に兵庫県及び愛知県から無償提供されたテント400張を、4日朝に内閣府国際平和協力（PKO）本部事務局及び防衛省自衛隊のテント計800張をそれぞれ被災地に輸送したのに続き、今般、新たに地方自治体等から提供されたテント、浄水器、飲料水等を、11日（水曜日）午前、羽田空港から中国四川省成都空港にチャーター輸送するべく準備している。
（参考1） フライトスケジュール
6月11日（水）NH8541（貨物チャーター機） 午前7：25羽田発、12：00（現地時間、日本時間13：00）成都着
（参考2） 5月30日に発表された追加支援（上限5億円）（今回の輸送分）
（参考3） 5月30日に発表された追加支援（上限5億円）（これまでの実施状況）
- 兵庫県及び愛知県から提供のあったテント各200張で計400張（6月2日夜輸送分）
- 内閣府PKO事務局のテント700張、防衛省自衛隊のテント100張（6月4日輸送分）
（参考4）すでに実施した5億円相当の緊急支援の内訳（確定分）
- 緊急援助物資の供与 6，000万円 （テント、スリーピングパッド、毛布、発電機、簡易水槽、浄水器、ポリタンク、プラスチックシート、コードリール)
- 緊急無償資金協力 4億4000万円
- 中国政府に対する支援 2億円 （血液透析器材、浄水器、医薬品、テント等）
- 国際赤十字社・赤新月社連盟（IFRC）を通じた支援 1億9，210万円 （食糧、毛布、調理用品等）
- 中国政府に対する追加支援 4，790万円 （テント）