報道発表

ミャンマー連邦におけるサイクロン被害に対する国際緊急援助隊医療チームの調査団の派遣について

平成20年5月24日
  1. わが国政府は、今回のミャンマー連邦におけるサイクロン被害に際し、ミャンマー政府の要請に基づき、国際緊急援助隊医療チームの調査団4名(外務省1名、医師1名、JICA1名、業務調整員1名)を25日より派遣することを決定した。
  2. ミャンマー政府の発表(16日現在)によれば、今回のサイクロンによって、7万人以上が死亡したとされているほか、負傷者及び避難民も多数発生しており、今なお厳しい状況におかれている。
  3. ミャンマー政府は、被害の甚大さにかんがみ、近隣諸国からの支援を順次受け入れてきたが、今般、わが国に対し調査団の派遣要請があった。
  4. わが国政府は、今次災害においてミャンマー政府に対し、3回にわたる緊急援助物資の供与(第1回目;約2,800万円相当のテント、発電機等、第2回目;約3,600万円相当の毛布、プラスチックシート、ポリタンク等、第3回目;約4,300万円相当の毛布、簡易水槽、発電機等)及び1,000万ドルを上限とする国際機関を通じた緊急支援等を内容とする合計約13億2,000万円の支援を表明している。今般、今次災害の深刻さ等を踏まえ、国際緊急援助隊医療チームの調査団の派遣を決定したものである。
  5. 国際緊急援助隊医療チームの調査団の出発日程は以下のとおりである。
  6. (第一陣: 外務省、JICA)

 

5月25日

10:30

成田発(JL717)

 

同日

15:05

バンコク着

 

 

17:50

バンコク発(TG305)

 

 

18:45

ヤンゴン着

(第二陣: 医師、業務調整員)

 

5月25日

18:50

成田発(JL707)

 

 

23:25

バンコク着

 

26日

07:50

バンコク発(TG303)

 

 

08:45

ヤンゴン着

  1. なお、25日には、ヤンゴン港における沈没船の引き上げのための調査に関する専門家3名がヤンゴンに到着する予定である。また、同日、ヤンゴンで開催されるASEANと国連が共催する国際プレッジング会議には、宇野治外務大臣政務官が日本政府を代表して出席する。
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