報道発表

ミャンマー連邦におけるサイクロン被害に対する緊急援助について

平成20年5月5日
  1. 我が国政府は、5月5日(月曜日)サイクロン発生による高波及び強風被害を受けたミャンマー連邦政府に対し、約2,800万円相当の緊急援助物資(テント、発電機等)を供与することを決定した。
  2. ミャンマーでは、2日(金曜日)から3日(土曜日)にかけて、サイクロンにより、同国南部のエヤワディ管区やヤンゴン管区を中心とした地域で暴風雨となり、判明しているだけでも、死者350名以上を含む住民多数が被災したほか、学校、病院を含む公共機関や民間家屋20,000戸以上が損壊する被害がもたらされている(5日現在)。
     現在、同地域周辺では、交通の遮断による食糧不足、井戸が使用不可能なための飲料水不足、被災者のための住居の不足等の深刻な事態が発生している状況にある。
  3. このような状況の下、ミャンマー政府は、復旧のための自助努力を行うとともに、今般、我が国に対し緊急援助を要請してきたところであり、我が国としては、本件の緊急性や人道的性格にかんがみ、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。
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