
グテーレス国連難民高等弁務官の訪日について
平成20年12月16日
- アントニオ・グテーレス(Mr. António Guterres)国連難民高等弁務官は、難民政策に関する協議や日・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)協力の強化を目的とし、12月18日(木曜日)から20日(土曜日)までの間訪日します。
- グテーレス高等弁務官は、滞在中、日本政府関係者との協議、UNHCR国会議員連盟との意見交換、日本外国特派員協会における記者会見等を行う予定です。
- 日本はUNHCRと協力して、世界各地における難民、国内避難民等に対する人道支援を実施してきており、今回のグテーレス高等弁務官の訪日により、日・UNHCR間の協力関係がより一層強化されることが期待されます。
(参考)
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
1951年より難民に対する保護、難民問題の恒久的解決を目的として活動を開始。基本的事業としては、1)世界各地の難民に対する国際的保護の付与、2)難民等に対する水、食糧、住居、教育の提供等の生活支援、3)難民問題への恒久的解決、4)難民保護の為の条約の各国による締結の促進がある。2008年7月現在116か国に262か所の事務所を抱えている。
- グテーレス国連難民高等弁務官
元ポルトガル首相。任期は2005年6月15日から2010年6月14日までの5年間。第10代高等弁務官。国連難民高等弁務官としての来日は今回で5回目であり、前回は本年5月のTICADIV開催時。