(参考) 1.目的及び概要
日本と太平洋島嶼国との関係を強化し、同地域の発展に共に取り組むために、97年以降4度開催(97年東京・橋本総理。00年宮崎・森総理。03年沖縄・小泉総理。06年沖縄・小泉総理)。同サミットは、わが国総理が、PIF諸国首脳と定期的に意見交換する絶好の機会となっており、その成果は日本の対島嶼国外交の基礎となっている。
2.内容
第4回サミットで採択された「より強く繁栄した太平洋地域のための沖縄パートナーシップ」および日本の支援策、並びに「日本、豪州、ニュージーランドの三カ国による開発援助国間協力促進に関する共同ステートメント」のフォローアップを行うと共に、PIFの将来的な地域協力と発展に向けた議論を行う。
(注1) 太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum, PIF)
(1)豪州、ニュージーランドも含めた14カ国・2地域で構成される地域的国際機関。日本は、毎年PIF加盟国の首脳が集う総会の直後に行われる同フォーラムの域外国対話に参加(本年8月のPIF域外国対話(於:ニウエ)には有馬政府代表が出席)しているほか、議長国の首脳等を外務省賓客として招聘する等、日本は同フォーラムとの関係を重視。
(2)PIF加盟国・地域(14カ国・2地域)
(3)「太平洋諸島フォーラム(PIF)」は1971年に「南太平洋フォーラム(SPF)」として発足し、2000年10月の総会で現在の名称に変更された。
(注2) PIF域外国対話
1989年以来、毎年PIF総会直後に開かれるPIFと非加盟国との協議の場。わが国は1989年より参加しており、PIF側より総会についてのブリーフを受けつつ、大洋州情勢及び日・PIF協力につき意見交換を実施している。