
人間の安全保障基金による支援
平成20年1月25日
- 我が国政府及び国連は、1月25日(金曜日)、人間の安全保障基金を通じて、リベリア共和国、ベラルーシ共和国及びエルサルバドル共和国において、国連人口基金(UNFPA)、国連開発計画(UNDP)等が実施する3件のプロジェクトに総額約706万ドル(約8億2000万円)の支援を行うことを決定した。
- 人間の安全保障とは、紛争や貧困等の脅威に晒されている人間ひとりひとりに着目し、保護と能力強化を以て人間それぞれの持つ豊かな可能性を実現し、人づくり、社会づくりを通じて、国づくりを進めようとする考え方であり、我が国は、人間の安全保障基金を通じた支援を行うこと等により、人間の安全保障の実現に向けて取り組んでいる。
- 上記3件の概要はそれぞれ別添のとおり。
(参考) 人間の安全保障基金は、1999年3月に我が国の主導により国連に設置された信託基金であり、現在までに総額約354億円(約3億1,429万ドル)を拠出している。我が国は、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関のプロジェクトを支援してきており、これまでに承認したプロジェクトは、本3件を併せて計184件