(参考1) 「一村一品運動」
平松守彦氏が大分県知事時代に提唱した地域振興運動。地域の資源(しいたけ、かぼす、焼酎など)を生かして、産業を振興し、農産物等地域産品の付加価値を高めることにより、産品の流通を促し、住民の収入向上を図り、コミュニティを活性化させることを目的とする活動。我が国は海外でもこのような運動の展開を支援しており、アフリカにおいてはタイなどで活発に行われている。アフリカではJICAが既にマラウィ、ガーナでプロジェクトを行っている。ガーナのシアバターは我が国にも輸入されている。
(参考2) 平松 守彦(ひらまつ もりひこ)氏の横顔
大正13年(1924)3月12日生・男性。元大分県知事であり「一村一品運動」の提唱者。大分県知事時代に、自立した地域づくりの手法として「一村一品運動」を県内市町村に展開し、その動きは日本全国に波及した。「一村一品運動」はアジア、アフリカをはじめとする諸外国からも注目を集めている。現在、平松氏はNPO法人大分一村一品国際交流推進協会の理事長として、国内外で「一村一品運動」概念を広めるためのセミナーを開催するなど、同運動の普及に尽力している。