
潘基文国連事務総長による町村大臣着任への祝意表明について
平成19年8月29日
- 冒頭潘国連事務総長より、互いに外相だったころの思い出に言及し、町村大臣着任に対する祝意を表明した。これに対し、町村大臣より、国連改革や気候変動に関する潘事務総長の取り組みを支持する、今後とも潘事務総長を支援していきたい旨述べた。
- 続いて町村大臣より、安保理改革に言及し、同改革が国連改革の中核である旨述べた。これに対し潘事務総長より、日本が如何に安保理改革を重視しているかは承知しており、関係国と緊密に協調して取り進めていきたい旨述べた。
- 町村大臣より、アフガニスタンにおけるテロとの闘いに関し、韓国人人質の犠牲を悼むとともに、19人の解放が発表されたことを歓迎する、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)の活動を評価する、我が国はODAや給油活動などにより貢献しているが、テロ対策特措法の延長については最大限努力していきたい、今後とも、国連と連携してテロとの闘いを進めていきたいと述べた。これに対し、潘事務総長より、温かいお言葉に感謝する、国際社会とともにテロとの闘いを進めていくことが重要である旨述べた。
- 町村大臣より、来年に国連・世銀等との共催にて開催予定のTICADⅣ、及びG8北海道洞爺湖サミットに言及した。これに対し潘事務総長より、できる限り協力したい旨述べた。