報道発表

日本高校生代表団第一陣の中国への派遣について

平成19年6月7日

1.21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流事業)に呼応し、中国側(中日友好協会)の招待により、日本高校生代表団200名が、6月12日(火曜日)から18日(月曜日)にかけて訪中する。

2.日本高校生代表団第一陣には、青森県、大阪府、奈良県、愛媛県からそれぞれ約50名が参加する。

3.同代表団は、北京において、要人表敬、高校での交流、ホームステイ、中国の社会、経済、環境保護等の現状につき幅広く理解するための視察を行う。

4.このような交流事業の実施により、日中の青少年間の相互理解が深まり、日中関係、ひいてはアジアの強固な連帯にしっかりした土台を与えることが期待される。

 【日程】

○日本高校生訪中代表団第一陣(実施:日中友好協会、中国側受け入れ:中日友好協会)

6月12日(火曜日)北京着、夕食

     13日(水曜日)外交部、中日友好協会表敬

     14日(木曜日)故宮、万里長城視察、雑伎鑑賞

     15日(金曜日)A団100名 杭州へ、 B団100名 武漢へ 視察、ホームステイ等

     16日(土曜日)杭州、武漢視察、ホームステイ等

     17日(日曜日)上海へ、中日友好協会主催歓送会

     18日(月曜日)上海発帰国

 

(参考1)中国側招待による日本高校生の派遣

・高校生の選抜については、外務省より文部科学省に依頼し、都道府県及び政令指定都市の教育委員会に公募をかけ、一都道府県当たり約50名で代表団を構成。「日中21世紀交流事業」により中国高校生を受け入れた実績のある都道府県、高校から優先的に派遣。第1陣の日本側委託先は、日中友好協会。中国側受け入れは中日友好協会。

 

(参考2)21世紀東アジア青少年大交流計画

・本年1月に開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)において、安倍晋三総理大臣より、大規模な青少年交流を通じてアジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与えるとの観点から、EAS参加国(ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、今後5年間、毎年6,0000人程度の青少年を日本に招く350億円規模の交流計画を実施する旨発表した。これに基づき、政府は、「21世紀東アジア青少年大交流計画」(英文名:JENESYS Programme)を今年度より立ち上げ、各国及び関係機関等との協力の下、招へいや派遣等、様々な交流事業を実施する。

・平成18年度より実施していた日中高校生交流を主とした「日中21世紀交流事業」は、本プログラムのうちの日中間の交流部分として包摂されることとなる。昨年は1,200名規模の日中の高校生交流(短期・中期・長期)を実施。

・中国高校生の受け入れについては、平成19年度は、日本側において、日中友好会館、日中友好協会、JICEにより、中国人高校生の短期(10日程度)招聘(1,900名)、国際交流基金により70~90名の長期招聘(1年間)を実施する予定。第1陣については、5月30日から6月7日かけて中国高校生代表団200名が来日。中国側の派遣実施機関は中国教育部。

・本件事業の実施により、今年度内に2,000名規模の日中両国の高校生交流が行われるが、この事業において、日中両国の高校生同士、更には高校生と市民がお互いを良く知り合えるよう、学校生活、共同活動、ホームステイ等、直接交流ができるプログラムを実施する。また、視察先の選定についても環境対策、先進技術、福祉、伝統文化等に触れる機会をつくり、多面的な理解を促すよう工夫する。

・本件事業により、今後更に夏から来年にかけて、7月11日~19日:第2陣400名、8月18日~26日:第3陣100名、9月17日~25日:第4陣400名、10月23日~31日:第5陣400名、11月13日~21日:第6陣400名の受け入れを行っていく予定。

 

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