5月16日19時15分頃から約1時間半、麻生大臣によるブアソーン・ラオス首相歓迎夕食会が行われたところ、概要以下のとおり。
1.麻生大臣より、「自由と繁栄の弧」を形成する上で、ラオスは重要な位置を占めるとした上で、ラオスの国造りに向けた努力を支援していく旨述べた。また、ラオスの国際捕鯨連盟(IWC)加盟表明を歓迎した。先方より、今回の訪日を契機にさらに日ラオス友好関係を強化していきたいとした上で、日本のODAに対する深い感謝が示され、オーナーシップをもってラオスの経済改革を更に進めていく決意が表明された。
2.先方より、ラオスでも大分県の活動を参考に一村一品運動を実施しているとの紹介があり、麻生大臣より、国の安定的な発展のためには、中間層の創出が重要であり、そのためには中小企業育成及び職業訓練を通じた技術工の育成が重要であるとの発言があった。
3.これ以外に、ラオスにおける日本車の普及や日本食等が話題にのぼり、和気藹々とした雰囲気で夕食会は終了した。