報道発表

コーカー米上院議員(外交委員会筆頭委員)の岸田外務大臣表敬

平成25年3月25日

 本25日午前10時40分より約30分間,岸田文雄外務大臣は,訪日中のロバート・コーカー米上院議員の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1.  岸田大臣より,コーカー上院議員の訪日を歓迎し,同議員の外交委員会筆頭委員就任に祝意を表明しました。また,日米同盟の重要性が一層高まっている旨,日米間の幅広い協力を進める上で,米議員に訪日いただくことは重要であり,今後も何度でもお出でいただきたい旨述べました。
  2.  コーカー上院議員からは,歓迎の言葉に対する謝意が表明されると共に,同議員の地元であるテネシー州は,ベーカー元駐日大使の出身州であり,同元大使は今でも日米関係が特別な関係であることを折に触れ語っていると述べました。
  3.  両者は,安全保障,経済,ハーグ条約などの日米関係全般,アジア太平洋地域情勢について意見交換を行いました。この中で,コーカー議員は,TPPへの日本の交渉参加は米議会としても歓迎しており,自分としても実現を楽しみにしている旨述べるとともに,オバマ政権のアジア太平洋重視政策を支持していること,北朝鮮の活動に関し,米の拡大抑止に関する米議会および政権のコミットメントは力強く堅持されることを述べました。また,尖閣に対する日本の施政権に関する米国議会の認識にも言及がありました。

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