報道発表

日ロ漁業合同委員会第29回会議の結果

平成25年3月15日

1 3月11日からモスクワにおいて開催されていた日ロ漁業合同委員会第29回会議が,本15日に終了しました。

2 今回の会議には,日本側から,長谷成人水産庁資源管理部審議官(政府代表)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,フォミン・アレクサンドル連邦漁業庁副長官(Mr. FOMIN Alexandr, Deputy Head of the Federal Agency for Fishery)(団長)をはじめ,連邦漁業庁,連邦保安庁国境警備局等の関係者が出席しました。

3 今回の会議では,我が国200海里水域内における2013年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。
(1)漁獲量
 前年までは,毎年,漁獲量の上限が設定されていましたが,今回の協議の結果,漁獲量の上限を設定しないこととなりました。
(前年2,562トン(内訳 からふとます2,277トン,しろざけ285トン)
(2)漁業協力費
 3億7,184万円 
(前年は,3億2,294万円から3億7,184万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。実績は3億2,294万円。)

4 その他,2013年の漁業分野における科学技術協力計画等の採択が行われました。


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