報道発表

マダガスカルに対する無償資金協力「マダガスカルにおける選挙支援計画」に関する書簡の交換

平成25年3月15日
  1.  3月14日(現地時間同日),マダガスカル共和国の首都アンタナナリボにおいて,我が方細谷龍平駐マダガスカル大使と先方ファティマ・サムラ・UNDPマダガスカル事務所代表(Ms. Fatma SAMOURA, Resident Representative of the United Nations Development Programme in Madagascar)との間で,1億100万円を供与額とする無償資金協力「マダガスカルにおける選挙支援計画(Project for Creation of Conducive Environment for the 2013 General and Local Elections in Madagascar)」に関する書簡の交換が行われました。
  2.  この協力は,2013年にマダガスカルで実施される大統領選挙及び国民議会選挙に必要な資機材の供与や選挙関係者の能力強化を行うものです。同国では,2009年3月にクーデターが発生し,暫定政権が成立しました。その後,同国の政治的混乱を民主的に解決するための努力が国際社会の協力を得て進められてきており,昨年8月には,大統領選挙等一連の選挙が2013年に開催されることが選挙委員会により発表されました。この協力により,公正な選挙を実施するための資金及び能力の不足が改善され,選挙が平和裡に実施されることにより,マダガスカルの民主化プロセスが促進されることが期待されます。また,この協力は,アフリカにおける平和の定着を支援する観点からも大きな意義を有するものです。


(参考)マダガスカル概況
 マダガスカルは,国土面積約59万平方キロメートル,人口2,130万人(2011年,UNFPA),人口1人当たりのGNI(国民総所得)は約430米ドル(2010年,世銀)。


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