報道発表

マールス・オーストラリア外務政務次官による城内外務大臣政務官表敬

平成25年3月1日

 本1日,城内外務大臣政務官は,第8回日豪会議出席のため来日したリチャード・マールス(The Hon Richard Marles)オーストラリア外務貿易省太平洋島嶼国担当政務次官兼外務担当政務次官による表敬を受け,約30分にわたり意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 日豪関係
     城内政務官から,マールス政務次官の来日を歓迎した上で,ともに米国の同盟国であり基本的価値と戦略的利益を共有する「戦略的パートナー」であるオーストラリアと,安全保障や経済面においてしっかりした二国間関係を構築したい,また日豪経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結を目指したい旨述べました。
     これに対し,マールス政務次官から,日豪会議は政府のみならず民間や様々な利害関係者も参加する有意義な対話の場である,日本はオーストラリアにとって,人的つながりも強く,長い歴史を持つ非常に重要な国であり,様々な分野で引き続き対話を深めていきたい旨述べました。
  2. 地域・国際情勢
     城内政務官及びマールス政務次官は,緊密な意見交換を通じてアジア太平洋地域の戦略認識の共有に努めること及び国連等のマルチの場においても緊密に協力していくことで一致しました。
    また,太平洋島嶼国地域についても意見交換を行い,同地域の平和,安定及び繁栄のために,日豪両国が今後とも緊密に協力していくことで一致しました。
  3. 捕鯨
     城内政務官から,シー・シェパードによる我が国調査捕鯨船団に対する妨害行為について,再発防止のためオーストラリアが旗国及び寄港国として実効的な措置を執るように申し入れました。

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