報道発表

マールス・オーストラリア外務政務次官による岸田外務大臣表敬

平成25年3月1日
(写真:マールス豪外務政務次官の岸田外務大臣表敬-1)
(写真:マールス豪外務政務次官の岸田外務大臣表敬-2)
  1. 日豪関係
     岸田大臣から,来日を歓迎する,ともに米国の同盟国であり基本的価値と戦略的利益を共有する「戦略的パートナー」であるオーストラリアと,安全保障や経済面でのしっかりした二国間関係を構築したい,また日豪経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結を目指したい旨述べました。
     これに対し,マールス政務次官から,岸田大臣には先日就任直後にオーストラリアを訪問いただきありがたい,オーストラリアにとって日本はアジアにおける最良の友であり,引き続き対話を深めていきたい旨述べました。
  2. 地域情勢他
     岸田大臣及びマールス政務次官は,中国・北朝鮮を含む地域情勢につき意見交換を行い,引き続き緊密に協力していくことで一致しました。また,岸田大臣から,北朝鮮による拉致問題について,理解と支持を要請しました。
     更に,岸田大臣及びマールス政務次官は,核軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)外相会合を含む核軍縮・不拡散分野で,日豪が協力していくことで一致しました。
  3. 捕鯨
     岸田大臣から,シー・シェパードによる我が国調査捕鯨船団に対する妨害行為について,遺憾の意を示すとともに,再発防止のためオーストラリアが妨害船舶の旗国及び寄港国として実効的な措置を執るように,申し入れました。

報道発表へ戻る