報道発表

日・ナミビア外相会談

平成24年7月24日
(写真)日・ナミビア外相会談-1 (写真)日・ナミビア外相会談-2




 本24日(火曜日)午後6時30分より約2時間,玄葉光一郎外務大臣は,外務省賓客として来日中のウトニ・ヌヨマ・ナミビア共和国外務大臣(Honourable Utoni NUJOMA, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Namibia)と飯倉公館において外相会談及び夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、玄葉大臣より,ヌヨマ外務大臣の初来日を歓迎するとともに,東日本大震災に際するナミビア政府・国民からの支援に対する謝意を表し,今般の訪日を機に二国間関係を一層強化したい旨述べました。これに対し,ヌヨマ外務大臣より,今般の九州地方を襲った洪水被害及び東日本大震災に対してのお見舞いを述べるとともに,日本はナミビアの重要なパートナーであり,日本がアフリカ開発会議(TICAD)プロセスの推進を通じて,同国を含むアフリカの発展に貢献していることを高く評価する旨述べました。
  2. 二国間関係 
    (1) 玄葉大臣より,ナミビアの経済成長のためにはインフラ整備が鍵である旨述べました。これに対し,ヌヨマ外務大臣は,これまでの我が国による道路等のインフラ整備支援に対する謝意を述べると共に,日本企業の同国への一層の進出につき期待感を表明しました。

    (2) 玄葉大臣より,官民連携を進めつつナミビアとの貿易投資促進に取り組んでいきたい旨発言し,両大臣は,日本企業のナミビア進出促進に向け,引き続き協力していくことを確認すると共に,経済関係強化のための政策対話を定期的に行っていくことに合意しました。
  3. この他,両大臣は,第5回アフリカ開発会議(TICAD Ⅴ)の成功に向けて引き続き協力することで一致するとともに,南部アフリカ関連情勢や国際場裡における協力等についても意見交換を行いました。
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