
日豪経済連携協定(EPA)交渉第15回会合の開催
平成24年4月27日
- 4月23日(月曜日)から27日(金曜日)まで,キャンベラにおいて,日豪経済連携協定(EPA)交渉第15回会合が開催されました。
- 今回の会合には,我が国から西宮伸一外務審議官及び各省庁関係者が,オーストラリアからはブルース・ゴスパー外務貿易副次官(Mr. Bruce Gosper, Deputy Secretary of Department of Foreign Affairs and Trade)及び各省庁関係者が,それぞれ出席しました。
- この会合では,物品・サービス貿易,投資,原産地規則,食料供給等の幅広い分野について有益な議論が行われました。
(1)物品市場アクセス分野では、農林水産品及び鉱工業品に関し,これまでの会合を踏まえ,双方の関心事項について議論を行いました。
(2)サービス貿易及び投資に関しては,双方のリクエストについて引き続き議論を行ったほか,協定の条文案について議論を行いました。
(3)原産地規則分野では,協定の条文案を含め,残されている論点につき引き続き議論を行いました。
(4)食料供給分野では,食料の安定供給のためにどのような方策が可能であるかについて議論し,協定の条文案について議論を行いました。
- 次回(第16回)会合は,2012年6月を目途に東京で開催する方向で,詳細は外交ルートを通じて調整することとなりました。
(注)この報道発表は、日豪EPA交渉の共同議長省である外務省、財務省、農林水産省、経済産業省にて内容を調整の上、発出しています。