南アジア地域協力連合への我が国常駐代表任命
平成24年4月26日
- 本26日（木曜日）外務省は，高橋邦夫駐ネパール大使を南アジア地域協力連合（SAARC）常駐代表に任命しました。
- SAARCには，南アジア地域の8カ国が加盟し，域内人口約16億人，域内GDP約2兆円で，大きな経済潜在性を有しており．太平洋と中東を結ぶシーレーン上に位置し，地政学的にも重要性が高い地域です。SAARC事務局はネパールの首都カトマンズに所在し，経済社会開発，文化等の様々な分野で域内の協力を進めており，我が国は，SAARC各国との青少年交流や，エネルギー・防災等の分野での域内協力の強化を推進しています。
- 今回のSAARC常駐代表の任命は，このように大きな潜在性を有するSAARC及びSAARC諸国との協力関係を強化する観点から大きな意義があり，今後，我が国とSAARC及びSAARC諸国との関係が一層緊密化することが期待されます。