報道発表

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じた難民・国内避難民等への支援

平成24年3月30日
  1. 今般,我が国はUNHCRを通じた総額約1億1,318万ドルの人道支援の実施を決定しました。
  2. 本件支援は,アフガニスタン,サブサハラ・アフリカ,中東・北アフリカにおける難民,国内避難民,庇護希望者,無国籍者等に対する支援を行うものです。
    我が国はUNHCRを通じ,世界最大の難民発生国であるアフガニスタン及び多数のアフガン難民を受け入れているパキスタン及びイランにおける難民等に対する支援を行います。また,サブサハラ・アフリカにおける紛争や自然災害に起因する人道危機に対応する支援として,南北スーダン,ケニア,エチオピア,ソマリア,コンゴ民主共和国等において,難民,国内避難民,庇護希望者,無国籍者等の支援のための14の事業を行います。さらに,中東・北アフリカにおける地域安定化のための支援として,エジプトにおけるリビア・アフリカ難民,及びイエメンにおけるアフリカ難民・国内避難民に対する支援を行います。
  3. 我が国は,UNHCRを人間の安全の保障を推進する重要なパートナーと認識しており,2011年では,米国に次いで世界第二位の支援を行っています。
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