
日中社会保障協定(仮称)第3回政府間交渉(概要)
平成24年3月29日
- 3月27日(火曜日)から29日(木曜日)まで、中国の北京において、日中社会保障協定(仮称)第3回政府間交渉が開催されました。
- 今回の会合には、我が国から浜田隆外務省アジア大洋州局日中経済室長、日原知己厚生労働省年金局国際年金課長のほか外務省及び厚生労働省関係者が、中国からは戴暁初(たい・ぎょうしょ)人力資源・社会保障部国際合作司副司長をはじめとする中国政府関係者が、それぞれ出席しました。
- 今回の会合における議論の概要は以下のとおりです。
(1)日中社会保障協定(仮称)の枠組みに関する主要論点及び同協定に盛り込むべき基本的な要素等について議論しました。
(2)日中双方は、今後も高い頻度で積極的に交渉を行い、同協定の早期締結に向けて協議を加速していくことを確認しました。
(3)次回(第4回)交渉の具体的な日程等については、今後、外交ルートを通じて調整していくこととなりました。
(参考)同協定の締結は、日中両国からそれぞれ相手国に派遣される被用者等について、日中双方の社会保障制度への加入が義務付けられることによる社会保険料の二重払い等の問題を解決し、個人及び企業の負担を軽減することにより、両国間の人的交流及び経済交流を促進することを目的としている。