報道発表

第25回万国郵便大会議における関連文書への署名

平成24年10月15日

1.10月14日,我が国は,第25回万国郵便大会議(9月24日からカタールのドーハで開催)において採択された3つの文書(①万国郵便連合一般規則の追加議定書,②万国郵便条約及び③郵便送金業務に関する約定)に署名をしました。署名は門司健次郎駐カタール大使が行いました。

2.万国郵便連合一般規則の追加議定書は,万国郵便連合の運営,財政等の細目を定める万国郵便連合一般規則の一部を改正するものです。また,万国郵便条約及び郵便送金業務に関する約定は,それぞれ国際郵便業務における郵便物の種類,料金等及び国際郵便送金業務における送金サービスの種類,料金等について定めるものであり,前回の大会議で採択された万国郵便条約及び郵便送金業務に関する約定を更新するものです。

3.これら3つの文書は,いずれも国際郵便業務及び国際郵便送金業務を行う上で重要な法的基盤を提供するものであり,我が国としても,その早期締結を目指すとともに,引き続き他の関係国と協力して万国郵便連合の活動に積極的に参加していく考えです。

(参考1)万国郵便連合(UPU)とは
 UPUは,郵便物の国際交換制度の確立を目的として明治7年(1874年)にスイスのベルンで設立された。2012年8月現在,192か国・地域が加盟している。大会議はUPUの総会に当たるもので,4年に1度開催される。

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