
「偽造品の取引の防止に関する協定(仮称)(ACTA)」の署名式開催
平成23年9月27日
- 10月1日(土曜日),外務省飯倉公館において,「偽造品の取引の防止に関する協定(仮称)(ACTA)」の署名式を開催します。
- 本協定は,高いレベルの知的財産権保護が必要との認識が高まる中,2005年のG8グレンイーグルズ・サミットにおいて,我が国が模倣品・海賊版防止のための新たな国際的枠組みの策定を提唱したことに端を発し,日米及びその他のパートナーが共同のイニシアティブとしてその交渉をリードしてきたものです。
- 本協定の交渉は,我が国,豪州,カナダ,EU,韓国,メキシコ,モロッコ,ニュージーランド,シンガポール,スイス及び米国の間で行われ,2010年10月,我が国で行われた交渉会合において大筋合意し,本年4月に協定のテキストが確定しました。
- 署名式には,協定交渉に参加したすべての国・地域の代表が出席し,そのうち国内手続を終える国が本協定に署名する予定です。なお,本協定は2013年5月1日まで署名のために開放されています。
- また,この署名式に先立つ9月30日(金曜日)に,国際シンポジウム「世界の知財戦略と東日本大震災からの復興~ACTAによる模倣品・海賊版の撲滅~」が仙台において開催される予定です。