報道発表

松本大臣と緑の気候基金移行委員会3共同議長との会談

平成23年7月12日
写真:松本大臣と緑の気候基金移行委員会3共同議長との会談


本12日(火曜日)午後5時00分から約35分間,松本剛明外務大臣は,緑の気候基金移行委員会の3共同議長(トレバー・マニュエル南アフリカ大統領府国家計画担当大臣(Mr. Trevor Manuel, Minister in the Presidency of the Government of the Republic of South Africa),ヒューティル・ルンド・ノルウェー財務副大臣(Mr. Kjetil Lund, State Secretary of Ministry of Finance of Norway)及びリカルド・オチョア・メキシコ大蔵公債省国際局長(Mr. Ricardo Ochoa, Head of the International Affairs Unit of Ministry of Finance and Public Credit of Mexico)(コルデロ・メキシコ大蔵公債大臣の代理として出席))と外務省において会談を行いました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭
    (1)松本大臣より,緑の気候基金移行委員会の共同議長という重要な役割に対して敬意を表するとともに,明13日(水曜日)からの移行委員会第2回会合において実りある議論が行われることを期待している旨述べました。
    (2)3共同議長からは,東日本大震災の被害に対するお見舞いが述べられるとともに,日本が移行委員会第2回会合を開催すること,また,震災で大きな影響を受けたにもかかわらず日本が気候変動交渉及び途上国支援において重要な役割を果たしていることに対して謝意が示されました。
  2. 緑の気候基金
    (1)松本大臣及び3共同議長は,移行委員会は,2010年に採択されたカンクン合意を実施する上で主要な要素である緑の気候基金の制度設計を行う重要な場であることで一致しました。
    (2)松本大臣からは,緑の気候基金は,途上国のニーズに迅速かつ実効的に対応できるような制度設計とすべき旨述べ,我が国としても積極的に知恵を出し貢献したいとの意図を表明しました。また,松本大臣及び3共同議長は,気候変動に関する将来の枠組みの在り方についても意見交換しました。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る