ザンビア共和国に対する無償資金協力「第二次ルアプラ州地下水開発計画」に関する書簡の交換
平成23年6月3日
- 6月2日（木曜日）（現地時間同日），ザンビアの首都ルサカ市において，我が方江川明夫駐ザンビア共和国大使と先方シトゥムベコ・ムソコトワネ財務・国家計画大臣（The Honourable Dr. Situmbeko Musokotwane, MP, Minister of Finance and National Planning）との間で，7億1，200万円を限度とする無償資金協力「第二次ルアプラ州地下水開発計画」（The Project for Groundwater Development in Luapula Province Phase2）に関する書簡の交換が行われました。
- この計画は，ザンビア国内で安全な飲み水の給水率が最も低いルアプラ州において，ハンドポンプ付深井戸216本を建設するものです。この計画の実施により，安全な水の給水率を改善し，水因性疾患による死亡率を削減します。
- 我が国は，2008年5月の第4回アフリカ開発会議（TICADⅣ）において，アフリカ諸国の水と衛生や環境・気候変動分野での取組を支援していくことを表明しており，今回の協力は，これらの取組を具体化するものです。
- ザンビアは，南部アフリカ地域の平和と安定に積極的に貢献しています。また，我が国にとって，銅，コバルト等の鉱物資源の供給先として重要な国であり，本計画の実施は我が国との二国間関係の強化にも資するものです。
【参考1】ザンビア共和国は、面積約752.6千平方キロメートル，人口1，294万人，1人当たりGNI（国民総所得）約970米ドル（2009年世銀統計）。
【参考2】「第二次ルアプラ州地下水開発計画」（地図：別添）
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