報道発表

模倣した物品の取引の防止に関する協定(ACTA)(仮称)(署名のための開放)

平成23年5月1日
  1. 4月15日(金曜日),模倣した物品の取引の防止に関する協定(ACTA)(仮称)が採択され,5月1日(日曜日)に署名のために開放されることとなりました。我が国は本協定の寄託者を務めることとなっており,今後,本協定への各国からの署名を受け付けることとなります。
  2. 我が国は,これからも関係国と共に本協定の早期発効に向けて努力を続けてまいります。

【参考】
1. 我が国は,2005年のG8グレンイーグルズ・サミットにおいて,模倣品・海賊版防止のための法的枠組み策定の必要性を提唱して以来,知的財産権の保護に関心の高い国々と共に,ACTA構想の実現に向けて積極的に議論を行ってきた。


2. 2008年6月から,条文案に関する交渉を開始し,昨年10月に大筋合意に至り,英語,フランス語,スペイン語の3カ国語で条文が採択されました。交渉には,我が国のほか,米国,EU,スイス,カナダ,韓国,メキシコ,シンガポール,豪州,ニュージーランド及び,モロッコが参加。


3. 本協定は,各国による署名を経て,6番目の批准書,受諾書又は承認書が寄託された日の後30日でこれらを寄託した署名国の間において効力を生ずる。その他の署名国については,本協定は,それぞれの批准書,受託書又は承認書が寄託された日の後30日間で効力を生ずる。

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