報道発表

経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定に基づき設置された合同委員会第3回会合の開催

平成23年2月28日
  1. 本28日(月曜日),東京(外務省)において,経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定(以下「日比EPA」という)に基づき設置された合同委員会の第3回会合が開催されました。
  2. 本会合は,日本側は中村滋国際貿易・経済担当大使が,フィリピン側はアドリアン・S・クリストバル貿易産業省国際貿易担当次官(Honorable Adrian S. Cristobal Jr., Undersecretary for International Trade of the Department of Trade and Industry)が共同議長を務めました。また,両政府の関係省庁の関係者及び専門家も本会合に参加しました。
  3. 双方は,本会合で,日比EPAの運用及び実施について意見交換を行い,日比EPAのこれまでの全体としての成果について概して満足の意を表しました。双方は,投資に関する小委員会,看護師及び介護福祉士に関する特別小委員会,ビジネス環境の整備に関する小委員会並びに協力に関する小委員会の4つの小委員会の共同議長からの報告を含め,日比EPAの主要な論点について議論しました。
  4. 双方はまた,日比EPA第161条に基づく協定並びにその実施及び運用についての2011年における一般的な見直しについても意見交換を行いました。
  5. 双方は,日比EPAがその最大限の可能性を達成することを確保するよう協力することを確認しました。
  6. 次回の合同委員会会合はフィリピンで開催する予定です。日程及び議題は外交ルートを通じて調整される予定です。
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