報道発表

「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」(ハーグ条約)(アンケート調査の結果)

平成23年2月2日
  1. 外務省は,昨年5月下旬から11月末まで,本省及び関係在外公館のホームページを通して,国際的な子の移動に関する問題の当事者となった経験のある国民の方々を対象にアンケート調査を実施しました。
  2. 今般,調査結果の概要を取りまとめたので,公表いたします。結果概要は次のとおりです。(詳細は別紙(PDF)のとおりです。)

    (1)回答件数は64件。
    (2)事案別に見ると,子を連れ去った事案は18件,連れ去られた事案は19件,子を連れての移動制限を受けている事案は27件。
    (3)国別で見ると,多い順に,米国関係が26件,豪州関係が9件,カナダ関係が7件。
    (4)ハーグ条約の締結については,締結すべきと明示したものが22件,締結すべきでないと明示したものが17件。
  3. 外務省は,これまでハーグ条約の締結可能性について関係省庁等と緊密に協力しつつ真剣に検討してきておりますが,このアンケート結果を含め,各方面から寄せられている様々な意見を踏まえつつ,早期に結論を得るべく検討作業を更に進めたいと考えています。
  4. 外務省として,アンケートにご協力いただいた方々に感謝いたします。

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