報道発表

アグス・プルノモ・インドネシア国家気候変動評議会事務局長による加藤外務大臣政務官への表敬

平成23年10月31日
  • (写真)アグス・プルノモ・インドネシア国家気候変動評議会事務局長による加藤外務大臣政務官への表敬 (写真)アグス・プルノモ・インドネシア国家気候変動評議会事務局長による加藤外務大臣政務官への表敬

  1. 本31日(月曜日)13時40分から約20分間,外務省の招へいにより来日中のインドネシアのアグス・プルノモ国家気候変動評議会事務局長・気候変動問題に関する大統領特別補佐官(Mr. Agus Purnomo, Head of Secretariat, National Council on Climate Change, Special Assistant to the President on Climate Change Issues)は、加藤敏幸外務大臣政務官を表敬しました。
  2. 冒頭、加藤政務官から、インドネシアの気候変動政策に関する実務上の責任者を迎えられたことを歓迎し、東日本大震災後の本年6月のユドヨノ・インドネシア大統領夫妻の被災地訪問などの配慮に感謝を述べるとともに、今般の滞在により日本側要人と交流を深め、両国の相互理解が増し、国際場裡における気候変動問題に関する議論を両国で高めていけることを期待する旨述べました。また、ASEAN議長国であるインドネシアのリーダーシップに敬意を表しつつ、気候変動分野における二国間協力も前進させたい旨述べました。
  3. プルノモ事務局長からは、今回の訪日プログラムで低炭素成長、再生可能エネルギー、高速運輸技術等、日本の先進技術に触れて学ぶ機会があり、また日本の気候変動問題を含む政策決定者と関係を構築する好機であるとして、日本政府の招待に感謝が述べられました。また、本年6月の大統領夫妻の被災地訪問は両国国民の連帯を示すものだったが、それは2004年のスマトラ沖大地震の際には日本からの連帯として示された、両国国民の相互の親しさの証左である旨述べました。プルノモ事務局長は、国連交渉の次元と並行しつつ、こうして親しい関係にある日本・インドネシアの両国が、気候変動分野における二国間協力を推進し着実な成果を収めていきたい旨述べました。
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