報道発表

タイにおける洪水被害に対する調査チームの派遣

平成23年10月28日
  1. 本28日(金曜日),我が国は,タイにおける洪水被害に関し,国際協力機構(JICA)を通じ,氾濫水の有効な排水支援の検討を行うための調査チームを,10月29日(土曜日)から2週間程度の予定で派遣することとしました。
    (1)國枝 達郎 (独)水資源機構 総合技術センター 国際グループ チーフ
    (2)新田 恭士 (財)先端建設技術センター 研究第一部 主任研究員
    (3)鈴木 和哉 (独)国際協力機構(JICA)地球環境部計画・調整課長
    (29日16時55分発タイ航空677便に搭乗予定)
  2. 我が国は,引き続き,タイ側のニーズに応じて,タイに対する支援について積極的に検討していく予定です。


【参考】
これまで我が国はタイに対し以下の支援を実施(外務省・JICA分)
(1)10月10日,国際協力機構(JICA)を通じ,3,000万円相当の緊急物資(テント,浄水器等)の供与を決定。14日引き渡し済み。
(2)10月14日,スリンASEAN事務総長から玄葉外務大臣への要請を受け,タイ及びカンボジアの洪水被害に際し,ASEANが派遣するアセスメントチームに,我が国からJICAの専門家1名を派遣することを決定(19日派遣)
(3)10月18日,タイにおける洪水の被害状況の調査のため,JICA調査団の派遣を決定(19日派遣)
(4)10月18日,国際協力機構(JICA)を通じ,2,500万円相当の緊急援助物資(救援ボート用船外機,ライフジャケット,仮設トイレ)の追加供与を決定。21日小島在タイ大使からインラック首相への引渡式を実施。
(5)国際救助隊専門家チーム(地下鉄施設対応チーム2名,上水道施設対応チーム2名の計4名)が26日に,同空港施設対応チーム(2名)が27日に,バンコクに到着。

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