
国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)への国際平和協力隊の派遣
平成22年9月10日
- 我が国は,国連の要請を受け,軍事連絡要員として自衛官2名(非武装)を東ティモールに派遣し,武力紛争の停止の遵守状況の監視に係る業務に従事させることを閣議において決定しました。
- 東ティモールの平和と安定は,アジア太平洋地域の平和と安定にとって重要です。こうした観点から,我が国は,同国の独立前から自衛隊,文民警察及び選挙監視団の派遣や総額250億円以上の経済協力の実施など,同国の国造りに積極的に貢献してきており,同国関係者から高く評価されています。
- 今般,国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)へ軍事連絡要員を派遣することは,同国の国造りへの更なる貢献となるとともに,我が国の平和構築分野での貢献に関する国際社会の評価を一層高めるものとなります。
- 我が国は,今後とも,国際社会と協力し,東ティモールの平和と安定に向けて積極的に取り組んでいく考えです。