報道発表

ASEAN+3防災に関する国際会議の開催

平成22年8月31日
  1. 8月30日(月曜日)から8月31日(火曜日)まで,東京・三田共用会議所において,「ASEAN+3防災に関する国際会議」(注1)が開催されました。
  2. この会議は,昨年10月にタイのチャアム・ホアヒンで開催されたASEAN+3首脳会議において,我が国が開催を提案したものです。会議には,日中韓及びASEAN各国の政府防災担当機関関係者や有識者,国連国際防災戦略事務局(UNISDR),アジア防災センター(ADRC)等が参加しました。
  3. 会議では,特に防災の予防面に焦点をあて,(1)兵庫行動枠組(注2)の東アジアにおける実施状況及び今後の課題に関する検証,(2)気候変動の影響に配慮した都市・コミュニティ防災の在り方に関する意見交換,(3)都市・コミュニティ防災の分野における地域協力の現状と将来の協力に関する議論が行われ、会議の議論を踏まえて、今後の具体的協力に関する提言も含む議長サマリーが発出されました。

(注1)ASEAN+3: ASEAN10カ国(ブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,ミャンマー,フィリピン,シンガポール,タイ,ヴェトナム),日本,中国,韓国

(注2)兵庫行動枠組
「災害に強い国・コミュニティづくり」をテーマとする,2005 年から10 年間の国際社会における防災活動の基本的指針。2005年に神戸にて開催された国連防災世界会議において採択された。

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