「日本・カリコム公開シンポジウム~気候変動及び生物多様性を中心として~」の開催
平成22年8月19日
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- 9月2日(木曜日)午後2時から午後5時まで,国連大学(ウ・タント国際会議場)において,カリブ地域の気候変動及び生物多様性に関するシンポジウムが開催されます。
- カリコム(カリブ共同体)加盟国14か国(下記注)は,豊かな自然に恵まれていますが,その多くは小島嶼国で,度重なるハリケーン,海面上昇及び土壌浸食等多くの環境問題に直面しています。また国際社会は,カリブ地域におけるサンゴ礁や森林等の生物多様性が危機に瀕しているとして警鐘を鳴らしています。
- 9月1日東京において開催される「第2回日・カリコム外相会議」出席のため,カリコム諸国の外相が来日する予定です。この機会を利用して,国連大学,外務省及び米州開発銀行は,カリブ地域の気候変動及び生物多様性をテーマとするシンポジウムを開催することとしました。このシンポジウムでは,カリコム諸国の外相及び日本の学術関係者や専門家が,気候変動及び生物多様性について,将来の日本とカリコム間の協力も含めて議論を行う予定です。
- また,このシンポジウムにおいては,日本におけるカリブ地域への理解促進の観点から,カリコム諸国の外相にカリブ地域の文化,社会及びその多様性,並びに経済,貿易,投資等を紹介して頂きます。
- このシンポジウムは,プレス関係者はもとより一般の方々に無料で参加していただけます。日英の同時通訳つきです。本シンポジウムの詳細については,国連大学ホームページ<http://www.unu.edu/jp/>をご参照ください。
(注) カリコム加盟国・地域(14ヵ国1地域): アンティグア・バーブーダ,ガイアナ,グレナダ,ジャマイカ,スリナム,セントクリストファー・ネーヴィス,セントビンセント,セントルシア,ドミニカ国,トリニダード・トバゴ,ハイチ,バハマ,バルバドス,ベリーズ,モンセラット(英領)