パキスタン・イスラム共和国における洪水被害に対する緊急援助
平成22年8月3日
- 本3日（火曜日），我が国政府は，記録的な豪雨による洪水被害を受けたパキスタン・イスラム共和国政府に対し，2,000万円相当の緊急援助物資の供与及び300万ドルを上限とする緊急無償資金協力をすることを決定しました。
- パキスタン・イスラム共和国では，7月末からの豪雨により，北西部地域を中心に洪水が発生し，水没地域で多数の住民が取り残され，家屋や橋梁等が損壊し，住民が避難する被害が生じています。3日現在の現地報道によれば，死者数約1,300人，被災者総数約150万人であり，今回特に深刻な被害を受けたとされるハイバル・パフトゥンハー（KP州）州における被害状況が明らかになるにつれ，被災者数が増加する可能性があります。
- 我が国としては，同国政府の要請を踏まえ，我が国とパキスタンとの友好関係にも鑑み，被災者に対する人道的支援のため同国に対し緊急援助を行うこととしました。