報道発表

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の批准書の寄託

平成22年7月1日
  1. 本1日(木曜日),我が国政府は,ベルリン(ドイツ)において,国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の批准書をドイツ政府に寄託しました。これにより,この憲章は,我が国について,7月31日(土曜日)より効力が生ずることとなります。
  2. この憲章は,再生可能エネルギーの持続可能な方法による利用の促進等を目的とする国際機関を設立することについて定めるものであり,平成21年1月26日に,ボン(ドイツ)で開催された設立会合において採択され,我が国は,同年6月29日にシャルム・エル・シェイク(エジプト)で開催された運営準備委員会第2回会合において署名を行いました。
  3. 政府としては,今後,再生可能エネルギー分野での国際協力に積極的に貢献するとともに,我が国の関連産業の国際競争力を一層強化していくため,IRENAの活動に主体的かつ効果的に取り組んでいく考えです。

【参考】 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)

再生可能エネルギーの持続可能な方法による利用の促進等を目的として新たに設立される国際機関。暫定事務局はアブダビ(アラブ首長国連邦)に置かれ,エレン・ペロス氏(フランス)が暫定事務局長を務める。その設立のための文書であるIRENA憲章は,現在,147か国及び欧州連合(EU)が署名し,締約国は我が国を含め27か国。なお,IRENA憲章は,本年6月8日に25番目の批准書が寄託されたことにより,憲章の規定に従い,7月8日付けで効力を生ずる。

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