
ハイチにおける大地震(国際緊急援助隊・医療チーム解団式及び大臣との面会)
平成22年2月1日
- 1月13日(水曜日)(日本時間)に発生したハイチにおける大地震を受けて1月18日(月曜日)より被災地で医療活動を行っていた国際緊急援助隊・医療チームは、25日(月曜日)、現地での任務を自衛隊部隊に引き継ぎ、29日(金曜日)に帰国、成田空港にて解団式が行われました。解団式には、武正公一外務副大臣、ジャン・クロード・ボード駐日ハイチ共和国臨時代理大使、黒田篤郎JICA理事ほかが出席しました。
- 解団式においては、冒頭、武正副大臣より、「皆様の活躍する姿は、まさに我が国の国際社会における貢献を体現するものであり、心から誇りに思いました。」と述べ、隊員の労をねぎらいました。また、ボード臨時代理大使から、隊員の存在は、被災した国民に希望を与えるものであった、と深い謝意の表明がありました。黒田JICA理事からも、厳しい環境下で誠心誠意の医療活動を行った隊員の労をねぎらう言葉が述べられました。これに続き、二石昌人団長より、医療チームの活動について報告がなされるとともに、今回の活動は「オールジャパン」による支援であったとして関係者に対し、感謝の念が述べられました。
- また翌30日(土曜日)には、医療チームの代表(二石団長、畑副団長(医師)他3名)が岡田外務大臣及び武正副大臣と面談し、現地での活動について報告しました。岡田大臣からは、隊員の労をねぎらうとともに、今回の活動の経験については今後緊急援助隊を派遣する際の教訓としたい旨述べました。
- 国際緊急援助隊・自衛隊部隊は、レオガン市での医療活動を引き続き行っています。