報道発表

パキスタンにおける洪水被害(我が国の国際緊急援助隊(自衛隊)の活動終結)

平成22年10月5日
  1. 未曾有の洪水被害に見舞われたパキスタン・イスラム共和国の要請に応じ,我が国は国際緊急援助隊自衛隊ヘリ部隊を派遣し,8月31日から5週間に亘り,パキスタン中部のパンジャブ州にて緊急援助物資や医療関係者等の輸送活動を実施してきました。
  2. 今般,パキスタン政府より,洪水被害の状況の改善に伴って,航空輸送ニーズが徐々に低下していることを踏まえ,我が国を含む支援国に対して輸送活動の終結に関する要請がなされました。これを受けて,本日,防衛大臣より自衛隊の国際緊急援助活動の終結に関する行動命令を発出し,10月10日をもって輸送活動を終結することとなりました。
  3. 我が国は,今後も引き続き,国際社会と協力しつつ,パキスタンの復旧・復興支援への支援に積極的に取り組んでいきます。

【参考】 自衛隊ヘリ部隊の活動実績

8月31日から10月4日までの間に,物資計172.1t(食料:162.5t、水:6.3t、医療物資:3.3t)及び人員(医療関係者等40名)を輸送。

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