
中曽根外務大臣によるイフタールの主催
平成21年9月14日
- 本14日(月曜日)夕刻、中曽根外務大臣は、駐日イスラム諸国大使等を飯倉公館に招待し、河村官房長官等の参加も得て、イフタール(イスラム暦断食月(ラマダーン)中に行われる、日没後の食事)を主催しました。出席した各外交団からは、各国の料理の提供がありました。
- 冒頭、中曽根大臣は、イスラムが持つ多様性を許容する寛容さが、皆が平和と安心のうちに共存できる世界を作るのに大きな貢献を行い得ると挨拶しました。また、河村官房長官は、日本政府が主催するイフタールを通じ、我が国とイスラム諸国の間の友好が更に発展することを心より願うと挨拶しました。更に、駐日イスラム諸国大使を代表して、オバム駐日ガボン大使は、無理解と不寛容の時代において平和と繁栄を達成するには、パートナーシップを結ぶことが大切であり、この点、日本とイスラム諸国との間で「ウィン・ウィン」の関係が目覚ましく進展していることは喜ばしいと挨拶を行いました。
- 我が国では、直近では昨年9月に福田総理(当時)、平成19年10月に小池元防衛大臣(当時)、平成18年10月に安倍総理(当時)、平成17年10月に小泉総理(当時)が、それぞれイフタールを主催してきました。今年のイフタールには、約30の国・地域の在京イスラム外交団の代表が参加して行われました。