報道発表

日・ペルー経済連携協定(EPA)交渉第3回会合の開催

平成21年8月31日
  1. 8月24日(月曜日)から29日(土曜日)まで、リマにおいて、日・ペルーEPA交渉第3回会合が開催されました。
  2. 今次会合には、日本から田辺靖雄外務省経済局審議官を始めとする関係省庁の代表が、ペルーからカルロス・ポサダ(Carlos Posada)通商観光省アジア大洋州部長を始めとする関係省庁の代表がそれぞれ出席しました。
  3. 今次会合では、概要以下のような議論が行われました。
  4. (1)双方は、物品貿易、サービス貿易、貿易救済措置、原産地規則、税関手続、商用目的での国民の入国及び一時的な滞在、競争政策、政府調達、総則・最終規定、紛争解決及び協力といった幅広い分野について議論を行い、すべての分野で進展が見られました。また、双方は、衛生植物検疫措置、貿易の技術的障害、環境、知的財産権及びビジネス環境整備に関するお互いの見解及び立場について意見交換を行いました。

    (2)物品貿易の市場アクセスについては、今次会合に先立ち交換したリクエストに基づき、双方の交渉団長のレベルで集中的な議論が行われました。

  1. 両国間の緊密かつ友好的な関係を反映し、極めて良好な雰囲気の中で議論が行われました。
  2. 第4回会合については、10月1日(木曜日)から6日(火曜日)まで、東京にて開催することが決定されました。

(参考)これまでの経緯

 本年4月、麻生総理とガルシア大統領の間で行われた電話首脳会談により、日・ペルーEPA交渉の開始が正式に決定された。第1回会合は5月にリマにおいて、第2回会合は7月に東京においてそれぞれ開催された。

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