報道発表

日豪経済連携協定(EPA)締結交渉第9回会合の開催

平成21年7月31日
  1. 日豪経済連携協定(EPA)締結交渉第9回会合は、7月27日(月曜日)から31日(金曜日)までの間、キャンベラ(外務貿易省)において開催されました。
  2. 今回の会合には、我が国から高岡正人外務省経済局参事官をはじめとする日本側共同議長(局審議官級)及びその他の各省庁関係者が、豪州からはジャン・アダムズ(Ms. Jan Adams)外務貿易省第一次官補(対日FTAタスクフォース長)をはじめとする各省庁の関係者が、それぞれ出席しました。
  3. 今次会合では、物品・サービス貿易、投資、知的財産、政府調達、エネルギー・鉱物資源、食料供給等の幅広い分野につき有益な議論が行われました。特に、
    (1)物品市場アクセス分野では、第4回会合にて交換したリクエスト・オファーの内容に基づき、双方の関心事項につき議論を行いました。農林水産品に関しては、今回は水産品、果実等に関する議論を行いました。鉱工業品に関しては、日本側の関心品目に関し豪州側のオファー改善を求めました。
    (2)サービス貿易及び投資に関しては、双方のリクエストについて議論を継続したほか、協定の条文案について議論を行いました。
    (3)エネルギー・鉱物資源分野では、エネルギー・鉱物資源の安定供給に関する内容の条文案について議論を行いました。
    (4)食料供給分野では、食料の安定供給確保のため、どのような措置が検討できるかについて議論を行いました。
  4. 次回(第10回)会合は、11月後半に東京で開催する方向で、詳細は外交ルートを通じて調整することとなりました。
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