(1)6月23日に米本国から成田空港に商用便で入国した米軍キャンプ座間所属の軍人の家族(1歳の幼児)が、その後インフルエンザ様の症状を発症したため、24日、キャンプ座間内の医療機関において簡易検査を実施した。
(2)簡易検査の結果はA型陰性であったものの、医師の判断により、念のため、26日、幼児の検体を国立感染症研究所に送付して検査したところ、同日夜に新型インフルエンザに感染していることが判明した。
(3)当該幼児は、成田空港からキャンプ座間まで米軍のバスで移動し、その後はキャンプ座間から外に出ておらず、両親と医療関係者以外に接触していない。
(4)現在、両親にインフルエンザ様の症状は見られていないが、両親も含めて施設・区域内の自宅で毎日継続的に健康状態を確認しており、念のため両親も含めてタミフルを処方されている。当該幼児は微熱があるものの、容態は安定しており良好である。