
中曽根外務大臣とヘデゴー・デンマーク気候・エネルギー大臣との会談
平成21年5月18日
- 18日午後1時30分から約30分間、中曽根外務大臣は、外務省において、コニー・ヘデゴー・デンマーク気候・エネルギー大臣と会談を行いました。
- 会談では、中曽根大臣より、気候変動問題は全世界的に取り組むべき課題であり、我々の世代が責任を持って解決への道筋をつけなければならない旨述べるとともに、年末にデンマークで開催される気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)において、全ての主要経済国が参加する公平かつ実効性のある次期枠組みに合意すべく、協力したい旨述べました。
- これに対し、ヘデゴー大臣より、国際交渉における日本の立場は重要であり、日本が野心的な中期目標を発表することを期待する旨述べるとともに、全ての主要経済国が貢献しなければならないという点に同意する旨述べました。
- 中曽根大臣より、日本・欧州をはじめとする先進国が一致団結して対処することが重要である旨述べるとともに、次期枠組みは一つの法的文書の形で合意されるべきとの考えの下、日本は先月、国連気候変動枠組条約事務局に新議定書の草案を提出した旨述べました。これに対しヘデゴー大臣より、日本が包括的な新議定書の草案を提出したことは興味深いと述べました。
- 今回の会談を通じて、中曽根大臣とヘデゴー大臣は、年末のCOP15の成功に向けて緊密に協力していくことで一致しました。