
米軍横田飛行場におけるA型インフルエンザ陽性反応者(日本側による詳細な検体検査結果)
平成21年5月3日
- 3日正午前、在京米国大使館から外務省に対し、以下の連絡がありました。
(1)在日米軍は、国立感染症研究所が行った検査結果を踏まえ、米軍横田飛行場に1日到着し、入院していた米国人乳児(4か月)は、新型インフルエンザ(H1N1)には感染していないと結論づけた。国立感染症研究所による検査は、当該乳児は、季節性インフルエンザに感染していたが、既に正常な健康状態に回復したことを確認した。
(2)当該乳児とその母親、及び、機内で近くに座っていた13名の乗客についても、インフルエンザ様の症状を示しておらず、本日中にも隔離を解除される。
(3)在日米軍は、米軍の施設・区域においても、日本側が、その他の民間空港で取っている措置と同様の方法によるスクリーニング措置を継続する。
(4)米国政府は、今回の検査に当たって、国立感染症研究所及び日本政府から提供された支援に感謝している。在日米軍を含む米国政府は、H1N1ウィルスの侵入及び感染拡大防止に向け、日本政府と引き続き緊密に連携・協力していく。
- 政府としても、今後とも米側と緊密に連携しつつ、今後の対策に万全を期していく考えです。