報道発表

日米電話外相会談

平成21年4月30日

 ニュージーランド時間4月30日午前8時40分頃(日本時間4月30日午前5時40分頃)から約30分間、日本側の発意で、ニュージーランド訪問中の中曽根外務大臣とクリントン米国務長官の電話会談が行われました。

  1. 冒頭、中曽根大臣から、オバマ政権が発足から100日を迎えたことに祝意を表したのに対し、クリントン長官より、これまでの100日間における日米間の緊密な連携に感謝するとの発言がありました。
  2. 中曽根大臣から、現下の新型インフルエンザ問題につき、日米間でよく連携して対処したいと述べたのに対し、クリントン長官から緊密に協力していきたいとの発言がありました。
  3. 中曽根大臣から、北朝鮮のミサイル発射問題における日米の緊密な連携を評価する、今後六者会合を軌道に戻すべく引き続き連携したいと述べたのに対し、クリントン長官から右に同意しつつ、朝鮮半島の非核化や拉致問題につき緊密に連携したいとの発言がありました。
  4. 中曽根大臣から、27日に自身が行った核軍縮・不拡散に関するスピーチに触れつつ、プラハでのオバマ大統領のスピーチを強く支持する旨述べたのに対し、クリントン長官から、オバマ政権は核軍縮・不拡散を重視しており、日本と共に取り組みたいとの発言がありました。
  5. 中曽根大臣より、イランの核問題等に対する懸念を共有しており、自身のイラン訪問の際にも言うべきことは言うと述べたのに対し、クリントン長官より日本の対応に感謝したいとの発言がありました。
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