報道発表

エチオピア連邦民主共和国に対する無償資金協力案件(環境プログラム無償)に関する交換公文署名式

平成21年4月23日
  1. 4月23日(木曜日)(現地時間同日)、首都アディスアベバにおいて、駒野欽一駐エチオピア国大使とアーメド・シデ財務・経済開発担当国務大臣(Mr. Ahmed Shide, State Minister of Finance and Economic Development)との間で、気候変動対策の観点を踏まえ日本が供与する「緊急給水計画」(供与額:8億円)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. (1)気候変動問題は、国際社会全体にとって喫緊の課題であり、日本は、途上国の気候変動対策のための取組を支援すべく、昨年1月に「クールアース・パートナーシップ」の構築を表明しました。

    (2)アフリカには、気候変動の影響等による洪水、干ばつ等が発生している国・地域があり、日本は、アフリカ4カ国(エチオピア、セネガル、ニジェール、モザンビーク)に対し、緊急に洪水、干ばつ対策等を実施することとしました。
  3. (1)エチオピアについては、昨年7月にパートナー国となることを表明しており、本件協力はこのパートナーシップに基づき実施されるものです。また、同国は、気候変動の影響等により劣悪な給水状況にあります。

    (2)本件計画により供与される給水車、井戸掘削機等により、エチオピア各地域の給水・衛生状況が改善するとともに、洪水等の災害発生の際に適切な対策が講じられることが期待されます。

(参考)エチオピア連邦民主共和国はアフリカ東北部に位置し、面積は約109.7万平方キロメートル(日本の約3倍)、人口は約7,720万人、一人当たりGNI(国民総所得)は約170米ドル。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る