報道発表

奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団の国連本部訪問について

平成21年3月23日
  1. 外務省は、平成20年度の国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクールおよび同全国中学生作文コンテストの特賞入選者8名を、3月24日(火曜日)から29日(日曜日)まで、奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団として、ニューヨークに派遣します。
  2. 本派遣事業は、21世紀を担う優秀な日本の青少年をニューヨークの国連本部をはじめとする国連機関等への訪問を通じて、世界の平和と繁栄のための国際社会の活動への興味を深めてもらい、将来的に国際社会で活躍する人材を育成することを目的とするものであり、今回で8回目を迎えます。
  3. 同訪問団のメンバーは、出発に先立って、24日(火曜日)に西村外務大臣政務官を表敬訪問します。ニューヨーク滞在中は、国連本部、UNICEF(国連児童基金)、UNDP(国連開発計画)、日本・各国政府代表部を訪問する他、国連邦人職員との懇談や現地高校生との交流を行います。

(参考)
本派遣事業は、平成13年度に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたものです。イラクの平和と復興を願いつつ殉職した奥大使及び井ノ上書記官の功績を称えるとともに、日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえて、日本の国連加盟50周年にあたる平成17年度(平成18年3月)より両名の名前を冠することとなりました。

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