報道発表

中曽根外務大臣と御厨WCO事務局長との会談について

平成21年3月11日

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  1. 3月11日(水曜日)、午後2時30分より約10分間、中曽根弘文外務大臣は、来日中の御厨邦雄(みくりや くにお)世界税関機構(WCO)事務総局長と会談を行いました。
  2. 会談では、御厨事務総局長より、本年1月に事務総局長に就任し、経済危機で世界的に貿易も収縮しつつある中、税関を中心に貿易円滑化のために積極的に取り組んでいることが説明されました。
  3. これに対して、中曽根大臣より、御厨氏の事務総局長への就任を祝するとともに、税関協力や貿易円滑化等、御厨事務総局長の下、WCOが世界の貿易拡大に向けて取り組んでいることを支持していく旨表明しました。

(参考)

  1. WCO(世界関税機構)は、各国の税関制度の調和・統一及び国際協力の推進により、国際貿易の発展を目的とする国際機関として、1952年に設立(本部はベルギーのブリュッセル)。現在、174カ国・地域が加盟。
  2. 日本は1964年に加盟。御厨邦雄事務総局長をはじめ全135名の職員のうち9名の職員を派遣している。
  3. 事務局長の任期は5年間(2期まで再選可能)。事務局長は、WCOの政策・予算、途上国支援策等を立案・執行する事務局の最高責任者であり、事務局を代表し他の国際機関の会議への出席等を担う重要なポスト。
  4. 御厨氏は2002年よりWCOの事務総局次長を務め、昨年6月の事務総局長選挙に当選し、2009年1月に事務総局長に就任した。今回の来日の後、中国、韓国も訪問予定。
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