
国際シンポジウム「食料安全保障を考える:グローバル・パートナーシップの構築に向けて」の開催について
平成21年3月3日
- 3月5日(木曜日)、外務省主催で、国際シンポジウム「食料安全保障を考える」を、グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで開催します。
- このシンポジウムでは、食料価格高騰の影響で世界の飢餓人口が増大する一方、世界最大の食料純輸入国の我が国では今後の食料の安定的な確保を懸念する声が上がっている中で、これまで別々の問題として議論されがちであった世界の食料問題と我が国への食料安定供給の問題を同時に取り上げ、今後の課題について議論します。
- このシンポジウムでは、伊藤信太郎外務副大臣が基調演説を行い、我が国及び世界の食料安全保障強化に向けた我が国の考え方と今後の取組につき説明します。
- これに引き続き、ソアレス・ボニャザ・ニャッカ(Dr. Soares Bonhaza Nhaca)モザンビーク農業大臣、ケン・ディストン・リペンガ(Dr.
Ken Diston Lipenga)マラウイ経済計画開発大臣をはじめ、本間正義東京大学教授、柴田明夫丸紅経済研究所所長、大島賢三JICA副理事長など国内有識者、更に、国連機関、NGO、民間セクター等で活躍するハイレベルの専門家による講演及びパネル・ディスカッションを行います。
(参考)
○プログラム
- 基調演説(伊藤外務副大臣)
- 第1セッション「今次食料危機の展開と国際社会の対応」
- 第2セッション「危機の教訓―飢餓や栄養失調に苦しむ人々のために為すべきこと」
- 第3セッション「農業投資の促進―海外農業投資のベスト・プラクティスと官民パートナーシップのあり方」
- 第4セッション「我が国と世界の食料安全保障―今、日本が為すべきこと」