報道発表

薮中事務次官とボズワース米北朝鮮政策担当特別代表との協議

平成21年12月12日
  1. 本12日(土曜日)18時から、薮中事務次官は飯倉公館においてボズワース米北朝鮮政策特別代表と協議を行いました。
  2. この協議において、ボズワース特別代表からは8日から10日までの同特別代表による訪朝の結果について、「北朝鮮との間で非常に有益な意見交換を行った。六者会合共同声明の実施及び六者会合再開の必要性につき、ある程度共通の理解に達した。北朝鮮の六者会合への復帰については、もう少し見守る必要がある。」と説明しました。また、訪朝後に同特別代表が訪問した韓国及び中国におけるやりとりについても説明を受けました。
  3. これに対して、薮中事務次官からは、「まずは北朝鮮が六者会合に復帰し、共同声明を完全に実施することを確約すべきである。安保理決議に基づく制裁措置は引き続き着実に実施すべきである。」旨を述べ、日米及び日米韓をはじめとして、関係国の間で緊密に連携することの重要性で一致しました。
  4. また、ボズワース特別代表より「北朝鮮側に対して拉致問題を含む日朝関係を進展させることの重要性を強調した。」との紹介がありました。これに対して、薮中事務次官より、拉致問題に対する米側の支持と協力に謝意を表明しました。
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