
第1回「日シンガポール・テロ対策対話」の開催
平成21年12月2日
- 本2日(水曜日)、シンガポール共和国において、第1回「日シンガポール・テロ対策対話」が開催されました。
- この協議において、我が国代表の荒木喜代志・国際テロ対策担当大使とシンガポール代表のピーター・ホー首相府国家安全保障調整事務局事務次官
(Mr. Peter Ho Hak Ean, Permanent Secretary, National Security and Intelligence
Coordination, Prime Minister’s Office) は、テロ対策分野においても、両国がさらに協力して取組んでいくことを確認し合いました。
- 同協議では、現在のテロ情勢および両国のテロ対策についての情報交換・共有が行われ、テロは依然として国際社会にとって重大な脅威であることへの認識が改めて示されました。また、途上国の能力向上支援や過激化対策をはじめとする国際テロ対策の一層の強化の必要性で一致しました。
- さらには、両国はそれぞれがこれまでに行ってきた国際テロ対策協力について説明し、今後両国が協力して取り組むべき案件について協議しました。この文脈で、本年はシンガポールがAPEC議長を務め、来年は日本が同議長を務めることを念頭に、テロ対策努力がAPECにおける貿易の安全の促進にいかに貢献できるかに焦点を当てたAPECセミナーを来年早期に実施することに向けて両国が協力することとなりました。