報道発表

ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の岡田外務大臣表敬

平成21年11月24日

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  1. 岡田外務大臣は、本24日(火曜日)11時15分から約50分間、外務省において、ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の表敬を受けました。
  2. 岡田大臣より、UNDPはミレニアム開発目標(MDGs)の達成と人間の安全保障の推進等、我が国が重視する外交政策を実施する上での重要なパートナーである旨述べるとともに、アフガニスタン復興支援、アフリカ開発等の開発課題において、UNDPと一層緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. これに対しクラーク総裁より、UNDPの通常予算(コア予算)に対する我が国からの任意拠出金が減少していることに触れ、通常予算に対する拠出は日本とUNDPとが世界的規模で協力を進めるために重要である旨強調しました。また、我が国のアフガニスタン支援策、「鳩山イニシアティブ」、更には、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた様々な取組に関し、UNDPは日本と緊密に協力していく用意がある旨表明しました。
  4. 岡田大臣よりは、財政・経済状況が厳しい中、平成22年度概算要求においては、UNDP通常予算に対する任意拠出金の削減幅を出来るだけ抑えるよう配慮した旨応答するとともに、当面は気候変動問題やアフガニスタン支援が優先課題であるが、中長期的には貧困削減やMDGs達成にも大いに関心があり、我が国としても貢献していきたい旨述べました。
  5. この他に、開発途上国における気候変動支援をはじめとする第15回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP15)に向けた展望、MDGs等について話し合われる2010年の国連首脳会合等につき意見交換が行われました。

(参考)ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁

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